2月19日、調布駅前の子育てカフェ「aona(あおな)」で第1回目となる「調布地域情報化推進協議会」が「子育て」をテーマに開催されました。

調布の子育て情報・意見交換会 活動報告1

当協議会の三木代表幹事の挨拶後、情報提供として調布市子ども生活部 部長 山本雅章様から「子育て情報に関する市の取組」についてお話いただき、続いて、NPO法人ちょうふ子育てネットワーク・ちょこネット代表理事の竹名裕子様から「地域の子育て情報とコサイトの役割」についてご説明いただきました。

調布の子育て情報・意見交換会 活動報告2 当日のスケジュール
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お二人からのお話を聞いたあとはグループに分かれて、「地域の子育て情報 どんな媒体を使っていますか?」についてディスカッション、その後、「子育て中、とくに知りたい、知りたかった地域の情報は何ですか?」について、さまざまな意見を参加者に出していただきました。

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最後に、2つのテーマについて、それぞれのグループ内で出た意見を発表。

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まとめとして、全体的に「調布市は子育て情報が比較的充実している」という意見が多くだされました。行政と協働で設立、運営されている調布子育て応援サイト『コサイト』を便利に使っているという人も。

紙媒体である「元気に育て!調布っ子」の情報は頼りにされているものの、入手しただけで開いていなかったり、年度発行されていることを知らない人もいるようです。市報も子どもを預けることができるイベントを探すのに活用されているとのこと。

知りたかった地域情報としては、幼稚園や保育園情報のほか、子どもの預け先情報、緊急時にまずは何でも相談できる24時間365日対応のホットライン(ワンストップで情報提供)、子連れで気兼ねなく食事ができるお店や習い事など民間の子育て情報、行政窓口に相談に行った際には、たとえ他部署の管轄の内容であっても関連する手続きなどについての情報も教えて欲しいという意見もありました。

全般的に生の声や口コミ情報の要望が多くありましたが、ネット上の掲示板や口コミは情報の真偽がわからず、活用するには一定のメディアリテラシーが必要という意見も出ました。

現在、発行されている紙やWEBなどの情報媒体をより一層活用してもらうには、わかりやすい情報発信、媒体そのものの使いやすさをより工夫していく必要があることがわかりました。また、子育て中の人たちが最もほしいと感じている口コミを得やすい場作りも必要。親同士や子育て経験者と交流ができ、情報交換ができる実際の「場」が求められていると思われます。

意見交換会終了後は、参加者のみなさんと協議会メンバーで、会場として利用させていただいた「aona(あおな)」で、そのままランチをいただき、協議会の場で話せなかったことなど、さまざまな話を伺うことができました。

参加者は7名と少し残念でしたが、「もっと話したかった」「時間が足りなかった」などの意見をいただき、非常に関心の高いテーマであることが主催者としても実感した次第です。

当協議会としては、この第1回の協議会を踏まえ、地域情報化に関する市民ニーズをどのようにして捉え、課題解決や実現につなげていくか、より良い会のあり方や運営方法、テーマ設定や展開手段などを引き続き協議していく予定です。

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